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私がノニに出会ったのは、忘れもしません2000年2月14日のバレンタインデー、商社勤務時代のとき。 20年来、貿易の仕事をしていることもあり、当時の上司からある相談を受けました。 上司の知人の90歳近いおじいさんは、病気が原因で半分寝たきり状態。知人を通じて聞くところ、おじいさんは排尿が困難になってきているので、何かいい物があったら教えてほしいと言われていたのです。 商社の情報網を生かして調べてみると、アメリカで流行っているノニという果物のジュースが体にいいらしいと情報を得ました。すぐに取り寄せ、おじいさんに飲んでもらうと、なんと1週間で自力排尿ができ、寝たきりの状態から散歩までできるようになりました※1。周りも驚いていましたが、一番驚いたのは私でした。 もともと物販を通じて文化の掛け渡しをしたいと考えていた私は、このことをきっかけに、ノニに興味をもったのです。 その後、私はとりつかれたようにノニについて調べました。
(※1)個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
現代医学の視点からも、非常に栄養価が高いことが実証されています。 ノニには140種類以上もの栄養成分が含まれており、ローヤルゼリー(約40種類)、プロポリス(約110種類)と比較しても、とても多いことが分かります。ビタミン、ミネラル、アミノ酸の他に、フルーツでは唯一スコポレチンという血液をサラサラにする栄養素が含有されています。 またノニは発酵させることで、さらに栄養価を高めることができます。 発酵により低分子化が起こり、アミノ酸などが増量されます。
ノニはすでのその効果が世界中に知られており、日本をはじめ、いろいろな国で自生していることが分かりました。 しかし、「お米は新潟」「りんごは青森」と言われるように、食べ物には、それぞれに適した産地があります。どの国のノニが一番いいのか、まずは徹底的に調べようと思いました。 全部で23ヶ国、それはそれは根気のいる作業でした。資料を調べたり、実物やジュースを取り寄せたり。実際に栽培されている場所へ出向いたりもしました。味や気候、製法、成分について各地の比較した結果、一番良いノニはタヒチ産という結論に至りました。 南国の太陽をたっぷり浴びた、タヒチのノニは「ぶりり」として大きく、スコポレチンやアミノ酸等の栄養成分が他の地域のものより豊富。またタヒチには無農薬で、豊潤なノニを育てる、研究し尽くされた農法がどの国よりも先んじて既に確立されていました。
ノニの調査としてタヒチを初めて訪れたときの事を、私は今でも鮮明に覚えています。 タヒチは花や山、海が美しいリゾート地として有名ですが、土着の文化が残るエリアは、自然が残るとても素朴な土地です。そこに暮らす人々はおおらかで優しく、観光客の私にわざわざ車を止めて道を譲ってくれるような、豊かな心に溢れていました。 昔の日本のような温かさを感じ、その純朴さにとても感動したのを覚えています。 地元の人とノニの話をしていると、周りから全く知らない人々が次々に集まってきて、見ず知らずの外国人の私に「ノニを知ってるのか?ノニは体にいいぞ」とか「たくさんノニの樹が生えている場所まで連れていってやる」等と熱っぽく話し掛けてくれたのです。 ノニがどれほどタヒチの人々に愛され、文化として根付いているのかを知ることができました。
ノニの果実は、独特の香りが特徴です。 実はタヒチの人の多くも、おいしい飲み物としては飲んではいません。にもかかわらず、タヒチでノニは2000年以上の間、珍重され、受け継がれてきました。おいしくもなく、見た目もごつごつとしてグロテスクなノニが、これほど長い年月飲み継がれている。この事実に、ノニは私が思っている以上の何かがあるのでは、と感じたのです。 タヒチの民家に泊まらせてもらうと、庭にノニの木があり、実が熟すと“かめ”に入れ、発酵させて飲んでいました。伝統的に発酵させて飲んでいるそうで、昔の人もノニは発酵させると良いという事を経験的に知っていたのでしょう。他にも、ノニの葉をちぎって傷口に塗り込んだり、実を潰してシップのようにするなど、ノニはタヒチの家庭でとても身近に使われています。
世界には、中国の漢方、インドのアユールヴェーダ、インドネシアのジャムゥのような、薬草やハーブを組み合わせて生活に取り入れる、哲学的医療体系がありますが、タヒチにもタヒチ語で「ラアウタヒチ」、日本語に直訳すると「タヒチの薬」という2000年も続く医療体系があると知りました。 ノニは、ラアウタヒチのハーブや薬草を混ぜる際の全てのベースなる果物であり、古くから、薬のように重宝されてきた歴史があるのです。 また、ラアウタヒチの正統伝承者でタヒチでも大変尊敬されている伝統医療従事者であるタフア達にお会いしました。彼らの仕事振りや、知識、現地での存在感を見るに付け、いかにノニが人々の健康に貢献してきたのかを伺い知る事ができました。(※2)ノニはタヒチで薬のように重宝されてきましたが、ノニは果実であり、弊社商品は薬ではなく健康食品です。
また時を同じくして、タヒチで100%ノニジュースを製造しているロイヤルタヒチノニ社にもめぐり合いました。 日本にオーガニックという表現がまだなかった頃から、オーガニック製法でノニを栽培し、厳しい管理のもとノニエキスの製造をしている会社でした。その有機栽培に対する意識がとても高いことにとても共感を覚えました。 日本には有機JAS法すら施行されていない時ですから、いかに先駆けていたのかご理解いただけると思います。 豊潤なノニに恵まれ、研究された栽培方法があり、加工の技術も発達している。 やはりノニはタヒチ産を置いて他には無いと確信しました。 タヒチの良いノニに出会い、早く日本に紹介したいと思ったのですが、 製品にするには多くのハードルがありました。
タヒチ産ノニとの出会い
ノニとの出会い
私がノニに出会ったのは、忘れもしません2000年2月14日のバレンタインデー、商社勤務時代のとき。
20年来、貿易の仕事をしていることもあり、当時の上司からある相談を受けました。
上司の知人の90歳近いおじいさんは、病気が原因で半分寝たきり状態。知人を通じて聞くところ、おじいさんは排尿が困難になってきているので、何かいい物があったら教えてほしいと言われていたのです。
商社の情報網を生かして調べてみると、アメリカで流行っているノニという果物のジュースが体にいいらしいと情報を得ました。すぐに取り寄せ、おじいさんに飲んでもらうと、なんと1週間で自力排尿ができ、寝たきりの状態から散歩までできるようになりました※1。周りも驚いていましたが、一番驚いたのは私でした。
もともと物販を通じて文化の掛け渡しをしたいと考えていた私は、このことをきっかけに、ノニに興味をもったのです。
その後、私はとりつかれたようにノニについて調べました。
(※1)個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
ノニは、栄養素が豊富
現代医学の視点からも、非常に栄養価が高いことが実証されています。
ノニには140種類以上もの栄養成分が含まれており、ローヤルゼリー(約40種類)、プロポリス(約110種類)と比較しても、とても多いことが分かります。ビタミン、ミネラル、アミノ酸の他に、フルーツでは唯一スコポレチンという血液をサラサラにする栄養素が含有されています。
またノニは発酵させることで、さらに栄養価を高めることができます。
発酵により低分子化が起こり、アミノ酸などが増量されます。
世界のノニを徹底比較
しかし、「お米は新潟」「りんごは青森」と言われるように、食べ物には、それぞれに適した産地があります。どの国のノニが一番いいのか、まずは徹底的に調べようと思いました。
全部で23ヶ国、それはそれは根気のいる作業でした。資料を調べたり、実物やジュースを取り寄せたり。実際に栽培されている場所へ出向いたりもしました。味や気候、製法、成分について各地の比較した結果、一番良いノニはタヒチ産という結論に至りました。
南国の太陽をたっぷり浴びた、タヒチのノニは「ぶりり」として大きく、スコポレチンやアミノ酸等の栄養成分が他の地域のものより豊富。またタヒチには無農薬で、豊潤なノニを育てる、研究し尽くされた農法がどの国よりも先んじて既に確立されていました。
タヒチの自然と文化、人々の温かさ
ノニの調査としてタヒチを初めて訪れたときの事を、私は今でも鮮明に覚えています。
タヒチは花や山、海が美しいリゾート地として有名ですが、土着の文化が残るエリアは、自然が残るとても素朴な土地です。そこに暮らす人々はおおらかで優しく、観光客の私にわざわざ車を止めて道を譲ってくれるような、豊かな心に溢れていました。 昔の日本のような温かさを感じ、その純朴さにとても感動したのを覚えています。
地元の人とノニの話をしていると、周りから全く知らない人々が次々に集まってきて、見ず知らずの外国人の私に「ノニを知ってるのか?ノニは体にいいぞ」とか「たくさんノニの樹が生えている場所まで連れていってやる」等と熱っぽく話し掛けてくれたのです。
ノニがどれほどタヒチの人々に愛され、文化として根付いているのかを知ることができました。
ノニは「タヒチの薬」
実はタヒチの人の多くも、おいしい飲み物としては飲んではいません。にもかかわらず、タヒチでノニは2000年以上の間、珍重され、受け継がれてきました。おいしくもなく、見た目もごつごつとしてグロテスクなノニが、これほど長い年月飲み継がれている。この事実に、ノニは私が思っている以上の何かがあるのでは、と感じたのです。
タヒチの民家に泊まらせてもらうと、庭にノニの木があり、実が熟すと“かめ”に入れ、発酵させて飲んでいました。伝統的に発酵させて飲んでいるそうで、昔の人もノニは発酵させると良いという事を経験的に知っていたのでしょう。他にも、ノニの葉をちぎって傷口に塗り込んだり、実を潰してシップのようにするなど、ノニはタヒチの家庭でとても身近に使われています。
ノニは、ラアウタヒチのハーブや薬草を混ぜる際の全てのベースなる果物であり、古くから、薬のように重宝されてきた歴史があるのです。
また、ラアウタヒチの正統伝承者でタヒチでも大変尊敬されている伝統医療従事者であるタフア達にお会いしました。彼らの仕事振りや、知識、現地での存在感を見るに付け、いかにノニが人々の健康に貢献してきたのかを伺い知る事ができました。
(※2)ノニはタヒチで薬のように重宝されてきましたが、ノニは果実であり、弊社商品は薬ではなく健康食品です。
時代に先駆けたオーガニック製法
また時を同じくして、タヒチで100%ノニジュースを製造しているロイヤルタヒチノニ社にもめぐり合いました。
日本にオーガニックという表現がまだなかった頃から、オーガニック製法でノニを栽培し、厳しい管理のもとノニエキスの製造をしている会社でした。その有機栽培に対する意識がとても高いことにとても共感を覚えました。
日本には有機JAS法すら施行されていない時ですから、いかに先駆けていたのかご理解いただけると思います。
豊潤なノニに恵まれ、研究された栽培方法があり、加工の技術も発達している。
やはりノニはタヒチ産を置いて他には無いと確信しました。
タヒチの良いノニに出会い、早く日本に紹介したいと思ったのですが、 製品にするには多くのハードルがありました。