ただ一撃にかける
いあおらな〜♪
楽園タヒチ 園長あたのあです。
テレビ見ていない暦4年なのですが、NHKなどのドキュメンタリー番組は気になります。
中学生の頃に、友人の家でテレビをみてNHKのドキュメンタリーなどに目を輝かせていたら、なんだか変人扱いされたこともありましたっけ。
なんと最近知ったのですが、NHKオンデマンドというネットで有料ですが見たい番組を購入することで見れるというすばらしいシステム。
これなら、時間のロスもないので大変重宝します。
実は小学生の頃から高校卒業迄の十数年の間ずっと剣道を道場といいますか警察の道場に通っていた少年剣士でした。
その頃の夢は剣道の先生になること。。。といっても剣道の先生で飯を食べれないのは知っていましたので、学校の教師なるのも一つの選択肢として考えたりした時期もありました。
今日は、このNHKオンデマンドで見たのが、僕が学生時代からずっと同時期に活躍している剣士がフォーカスされたものでした。
世界中に300万人の愛好者がいるという剣道。2003年7月、イギリスのグラスゴーに41か国の代表選手が集まり、剣道の最高峰を決める世界選手権が開催されました。大会12連覇を狙う日本の大将は、身長170cmたらずの小兵剣士、栄花(えいが)直輝選手。日本の連覇が断たれるのではないかと心配される中で、世界の巨漢選手を相手に戦い抜いた栄花選手の無心の一撃を追います。平成15年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作品。
彼は小学生の時から大人になってもずっと剣道をし続けた一人。
全日本剣道大会を制し、その後、世界大会の団体戦大将として活躍。その時を追いかけての番組内容でした。
剣道は、やっていたものとして感じるのは、スポーツではない、ということ。
武道といいますか、道を極める、己に克つ精神を養うもの、というのが感覚としてあります。
己から逃げない、自分の力を無心で出し切ることを稽古、および試合で発揮することに鍛錬していました。
大会は、勝敗を決めるものではありますが、彼は対戦相手に勝つことを考えて全日本大会に臨んでいた時は、優勝することができませんでしたが、無心で己の力を恐怖心に打ち克ち出し切る事に徹するようにして行った結果、優勝につながった。
その試合のシーンを見させていただきましたが、世界大会の決勝戦での一本はまさに、捨て切る「突きの技」で試合が決まりました。
自分は剣道から離れてもうかれこれ20年近くになりますが、当時稽古してヘトヘトに血尿が出たり死ぬ思いで打ち込んでいたときのことを思い出しました。剣道でも、どんなことでもやり切るという姿勢は、やっぱり大切です。
忍耐克己。
当時僕の竹刀の鍔に刻んでいた文字。
小学生ながら、あまり意味も分からず好んでいた言葉ですけど、今でもずしっと来る言葉です。
あっという間の1週間、今年の1月もすでに中旬。
時間の経過はあっという間。
御贔屓衆のみなさまにおきましては貴重な時間を大切に、より充実した週末をお過ごしになりますように。。
まるる〜♪