発酵と生搾りについて、ノニビギナーが陥る落とし穴。
イアオラナ〜!
今日は、ノニおたく?ノニ研究歴23年のちょっと専門的な意見を書いてみようと思います。
いわゆるノニジュースというのをひとつに括って説明することも出来ますが、今日は、ノニ市場を見れば様々なノニメーカーがあり、同時に様々な製品があるのが見て取れます。
そこで、よく目にするのは、発酵タイプのものと搾汁タイプのものの比較です。
いろんなホームページを見ていたらよくお分かりになるかと思いますが、発酵タイプのノニのことを腐敗ノニジュースと呼んでいるものがあります。
要するに、
「発酵ノニジュースは本当は腐っているから体に良くない」
と伝えているのです。
さて、この記述は正しいのでしょうか?
賢い消費者になるには、正しい情報を判別し、情報リテラシーの能力を培うことが必要となります。
簡単に言うと、ホンモノを見極める能力を養った方がいいですよね、ということです。
企業による広告の嘘に踊らされて、貧乏くじを引いてがっかりした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
発酵と腐敗の正しい定義は、実にシンプルです。
覚えておくととってもお得です。
結論:発酵と腐敗は「仕組み」は同じである。
なのにそれぞれ呼び名が異なるのには、理由があるのです。どういうことかと言いますと、食品についた微生物の働きによってそれ自体の外観や匂いや味が分解されて変化していく様が発酵も腐敗も同じだということです。
発酵も腐敗も微生物による分解を意味します。そして、ある時は「発酵」と呼ばれ、またある時は「腐敗」と呼ばれます。
そして発酵と腐敗の違いは人間の価値観によって微生物の働きの内、人の生活に有益な場合を発酵と呼び、有害な場合を腐敗と呼んでいるのですね。ですから強烈な匂いを発する「魚醤」「鮒寿司」「納豆」「くさや」「ドリアン」なども、微生物の有用性が認められるのであれば発酵食品と呼ぶことができます。
さて、発酵ノニエキスは、人の生活に有益なのでしょうか?
その答えは、ユーザーそれぞれに委ねるとしましても、腐敗ノニジュースと称している方々はミスリードしたい意図が見え隠れしているのが浮かび上がってきますね。
もしもそのような意図がないとすれば、それは無知な方が発言している信用に値しない情報であるということもできるのかと思います。
●発酵ノニジュースは発酵プロセスで分子が細かくなり(低分子化)、ノニジュースの栄養素をより体内に吸収させます。
発酵食品については、古来より日本のみならず世界中の至る所で食されてきた歴史があり、多くの人たちがその恩恵に預かってきた訳ですから、今更ながら改めて、発酵しているノニ製品と発酵していないノニ製品の比較をするまでもないのかなぁ・・・とノニおたくとしては、考えている次第です。
ですが、一方で発酵していない搾りたてのノニジュースが悪いものなのか?というと決してそうではないと私はノニおたく(ノニ研究者)として断言しておきます。
ただし、絞りたてのノニジュースの最大の良さは、その鮮度にあります。
毎年、タヒチの農園に足を運んで果実を観察しておりますが、写真でもお分かりの通り、ノニ果実にナイフで割ってみると内面の色は、白です。
私はいまだかつて真っ白なノニジュースを製品として見たことはありません。製造の技術的な意味と食品衛生法上の規制により無理があるからなのです。
もし、絞りたてを謳っているノニジュースで液体の色が白のものが見つかったならば、それは良いものです。
本当によい搾ったノニジュースは白でないといけません。こればっかりは、ノニ果実がある農園で自分の手によって搾ったものを殺菌もせずにその場で飲むことなしには、残念ながら手に入れることはできないのです。
そういう意味では、当社が企画しているロイヤルタヒチ・ノニ農園ツアーでは、実現可能です。是非、本場タヒチのノニについて、ご興味ご関心のある方、是非、ご参加頂けるとよりリアルなノニにアクセスすることができます。
昔から、百聞は一見に如かずと申します。
ロイヤルタヒチノニ農園ツアーの詳細は、こちらからご覧頂けます。
(現在はツアーを行なっておりません)