世界各国での呼称

言葉には意味がある、興味深い呼び名

様々な場所に分布しているノニは、それぞれの地域でどのように呼ばれているのか?

ノニの世界各国での呼び名について

【名称群/各地俗称】

呼び名  国・言語 
Nono  タヒチ本島(ソシエテ諸島)・クック諸島 
Noni  北部タヒチ(マルケサス諸島)・ハワイ 
Canary wood  オーストラリア 
Fromager,murier indien  フランス語 
コスラエ(ミクロネシア) 
Indian mulberry  英語 
lada  グアム・北マリアンヌ 
Mangal’wag  ヤップ 
Kesengel,lel,ngel  パラウ 
Kikiri  ソロモン諸島 
Kura  フィジー 
Mora de la India  スペイン語 
Nen,nin  マルシャル島・チュウク 
Non  キリバス共和国 
Non,nonu,atogi,gogu  ニウエ・サモア・トンガ王国・ワリス&フトゥナ諸島 
Weipwul  ポンペイ 
海巴戟(カイハゲキ)  海南島・中華人民共和国 
八重山青木(ヤエヤマアオキ)  沖縄・日本 

ノニは赤道を中心として南緯、北緯ともに20度の一帯で生育を見る事ができます。広範囲に渡る為、呼び名は現地の言葉で特徴的なものとなっています。語源を調べることで、どのように人間にとって有益であるかも垣間見ることができるのです。

呼称の特徴は、視覚から名付けられたものや、匂いから名付けられたもの、機能性から名付けられたもの、果実を用いる行為から名付けられたものなどがあり、それぞれの地域で特徴的なものです。

タヒチにおいては、ノノと呼ばれ、タヒチの北部に位置するマルケサス諸島やハワイ諸島ではノニと呼ばれています。元々ハワイの人たちは約1500年ほど前にタヒチのライアテア島のハワイ村の住民が船で行きついた島を故郷の名前に因んで名付けられており、同族なのでタヒチ語もハワイ語もポリネシア語圏で方言くらいの差とみなすことができます。さて、ポリネシア語ではノニ(ノノ)は、もともと行為を表す意味で使われていました。医療従事者であるシャーマン(タヒチ語ではタフア、ハワイ語ではカフナ)が人々の健康をケアするときに薬草などを用いて調合し、分け与えてきたのです。そして、その調合する/混ぜ合わせるときに、ノニ果実を頻繁に使用することが多かったため、いつしか、行為そのものが果実の名前になったと言われています。

それぞれの地域でどう呼ばれているかによって、どのように利用されてきたのかが分かります。ポリネシアの地域においてはこのことからも非常に健康維持のために実用されていることからもその品質が高いことが容易に想像できるでしょう。