プロフェッショナルの為のノニ講義

初めての方も是非ご一読ください。ノニの真実をわかりやすく詳細に解説しています。

2000年にノニと出会い、23の国と地域を調査し日本人として初めて世界最高品質のタヒチ産のオーガニックノニ原料を輸入した専門家による真実をお伝えしています。ごゆっくりと「ノニ」の素晴らしさに触れてみてください。

あなたにも、大自然のめぐみ「奇跡の果実ノニ」の恩恵がもたらされますように。

  • ノニの分布
    ノニはどの地域で生育しているのか?
  • 学術的分類
    ノニの木や花や実はどのような特徴があるのか?
  • 世界各国の呼称
    様々な場所に分布しているノニは、それぞれの地域でどのように呼ばれているのか?
  • 生育条件
    良いノニが育つためには、地域や気候や栽培方法の影響を受けています。
  • 成長過程
    苗が育ち、収穫できるオトナの木になるまでを図解しています。
  • 栽培方法
    ノニ栽培の世界的第一人者である農学博士シャルル・ガルニエ先生直伝の解説です。
  • 歴史
    12,000年前に存在した古代海洋民族ラピタ人が活用してきたノニ
  • 栄養素
    140種類以上含まれている驚異のパワー。
  • 効果・効能
    ノニは医薬品ではありません。あくまで健康食品です。
  • ラアウタヒチ
    タヒチには脈々と伝わるアーユルヴェーダのようなタヒチ版の伝統的医学的学問体系が存在しています。
  • 専門家による徹底比較
    ノニ生産国の現場に足を運んでいるから知っている真の情報をお伝えします。
  • 良いノニの選び方
    日本人で初めてタヒチ産ノニ原料を輸入し、23ヵ国の地域を調査したノニ専門家の当社代表が解説します。

ノニの概要:

アカネ科(※1)に属する植物で、学術名を「モリンダ・シトリフォリア」と呼び、国際的に流通している市場においては「ノニ(noni)」の名称で知られています。

原産は、オーストラリア・インドネシアのモロッカ海峡あたりとされており、樹高が5〜8メートル程の自然低灌木で、今日では全ての太平洋の島々で見ることが出来ます。

また、仏領ポリネシア(タヒチ)では「ノノ(nono)」という名で知られています。サンゴ礁の環状線が豊富な、標高500mまでの島々に生殖しています。

多年生の植物であり1年に3〜4回ほど収穫することができ、非常に丈夫で厳しい環境の条件下においても生殖することが可能であり、細胞組織は塩素性の色素よりも、細胞が酸性色に染まりやすい性質があります。

仏領ポリネシア(タヒチ)では国としても現在、この不思議な生態をもつ低灌木の「ノニ」の調査を進めています。:

熱や火を加えることで葉や果実は食品として摂取することができ、幹の部分は工具として使用でき、樹皮や根の部分は、タパ(叩いて柔らかくした木の皮で作った布<タヒチの伝統的な布>)の染色として使用され、果実・葉・樹皮・根は、広い範囲での治療薬(※2)としてノニ王国の仏領ポリネシア(タヒチ)では活用されています。この植物を用いた伝統治療は、多くの病気に効果をあげているため、20世紀の終わりに、ここタヒチから世界中の先進諸国へと商品が発信され、さかんに研究プログラムの対象となっています。

ポリネシアの文化的地理的中心地であるタヒチでは、2000年以上に亘って伝統医学体系の実践的学問として機能してきたラアウタヒチがあり、その伝統的医療従事者、つまりシャーマンのことを、タフア(TAHUA)が人々の健康と美容を支え、このノニを重用してきたのです。当社ではほぼ毎年タヒチの農園調査へ訪れる度にタフアとも交流し知恵の体得を図っています。

また、この木から収穫される果実が140種類以上の栄養素を持つことが発見され、1990年代後半から地元ポリネシアだけでなく、その有用性によって北米で爆発的に支持されて今日では欧州や日本など多くの国と地域に健康意識の高い人たちによって愛用されています。

(※1)同じアカネ科の植物でコーヒーがあります。ノニとコーヒーは同じ仲間と言う事ができ、またコーヒーの分布場所はコーヒーベルト地帯と呼ばれる箇所に分布していますが、ノニも同様のベルト地帯に分布しています。生育場所の違いは、比較的コーヒーが昼夜の寒暖の差が激しい高地を好むのに対して、ノニは低地の海岸側を好みます。

(※2)仏領ポリネシアにおいては伝統的治療薬として使用されている歴史がありますが、日本の厚生労働省の食薬区分においてはノニは食品であり、薬ではありません。

タヒチアンが愛するノニは、ハーブの女王: もともとはノニは、オーストラリアの北部の海域やインドネシアの島々が原産と言われていますが、この地域に約12,000年ほど前に存在した海のモンゴロイドとも言われる海洋民族ラピタ人がイカダやカヌーで新天地を求めて太平洋へ向かっていく時に常備していた食料としてノニが渡っていったと言われています。

ラピタ人が西へ西へと航海して行った最初の先が南太平洋のソシエテ諸島のタヒチやマルケサス諸島です。時を経て彼らは北はハワイ、南はニュージーランド、遠く東の果てのイースター島まで精力的に渡っていきました。 また、それらの島々を結ぶ三角形の地域のことをラテン語でたくさんの島々を意味するポリネシアなのです。

彼らは、海で移動するときにノニの果実を発酵させることで長期保存が可能になる技術を身につけて持ち運ぶようになりました。 やがて地域に根付いたタヒチアンがコミュニティーをつくり、様々な職業の人たちが活躍するようになってきます。ノニはタヒチアンの中で医者の役割や薬剤師の役割を担う人たちに重宝されるようになりました。そうした職業の彼らのことを、「タフア/TAHUA」と呼び、学問体系しても確立されるようになり、それらの実践的伝統医学体系のことを現地語で「ラアウアヒチ/RA AU TAHITI」と呼んでいます。これらは、インドのアユールヴェーダや中国の漢方などに非常によく似ています。

ハワイやトンガやサモアなどのポリネシアの人たちの祖先でもあるタヒチアンは、今なお地理的にも文化的にも中心地であり、憧れられているのです。多くのポリネシアの地域でも同様に、その文化と同様に学問体系も伝播され、有効活用されて来た薬草やハーブがあり、それらの中でも最も大切にしてきたのが、ハーブの女王とも奇跡の果実とも言われる「ノニ」なのです。

ノニは果実自体で140種類以上の栄養素を含み、地球上のフルーツの中でも比類のないほどの圧倒的な多さです。2ヶ月もの間、樽で発酵させることで普通に絞った果汁よりも多くの酵素が発生し、また低分子化が起こることでより吸収性が高まると考えられています。これはぶどうジュースよりも樽で発酵させたワインに多く含まれていることからも類推できます。

海の民であるタヒチアンは自然に即した暮らしを続けています。彼らは同時に人生を楽しむ達人でもあります。彼らの暮らしの中に現代人が忘れてしまった大切なヒントがたくさん埋まっているのです。そのヒントのひとつが酵素をたっぷりと含んだ発酵ノニエキスであるのは言うまでもありません。タヒチアンの叡智を上手に活用してみなさまが健康でイキイキとされることを願ってやみません。
(※弊社製品の栄養成分につきましては、日本食品分析センターで実測したデータをご覧いたけるページで公開しています。)

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