気さくなタヒチのおっちゃんに出会う?(vol.14)

たいがいタヒチに来る旅行者っていうのは、新婚さんだったりカップルだったりするのが鉄板の中、リュックサックを背負った外国人が独りでいると、案外地元の人からみると目立つようです(笑)

そうした中、パペーテ市内をうろちょろと気の向くままに歩いていますと、ちょうど一人のおっちゃんとおしゃべりをしました。
どうしてお喋りをしたのか思い出せないのですが、会話は次の通りです。

おっちゃん「どっから来はったん?」

僕「タポネ(=日本)からやで!」

おっちゃん「独りで何しに来はったん?」

僕「ちょっと仕事と観光で!」

お「仕事って何の?」

僕「ノニの調査というか探しに….」

お「えっ! YOUは、ノニ知ってんのん?」

僕「ええ、まあ…」

お「おーーい! この日本人、ノニのこと知ってんねんてーーー!」

と、おっちゃんは周りの島びとに聞こえるようにちょっと大きな声で叫びました。

そしたら、周りの人たちも興味津々で僕という日本人に向かって、口々に話し掛けてくれました。

島びとA「えっ!自分ノニ知ってんねんて!?」

島びとB「ノニって、カラダにええんやぞーー!」

島びとC「俺たちは昔からノニを薬みたいにして飲んだりして来たんやでーー」

島びとD「ノニ探しに来たんやったら、たくさんノニの木が生えてる場所を案内したろか!?」

…とまあ、タヒチの大男のおっちゃん達に囲まれて、これだけでもすごい迫力なのですが、矢継ぎ早に見ず知らずの日本人にノニの情報をかなり高いテンションで教えてくれたのでした。

その時、僕はノニって現地でこんなに熱狂的になるくらい親しまれているんや。
ノニってほんまに凄いんかも知らんなっ!!!とノニの良さが確信めいて来たのでした。

しかしまあ、こんな衝撃的な出会いってあるんですねえ。