日本で初めて、100%ノニジュースを製造・販売(vol.17)

ひょんなきっかけで、タヒチに出会い、最高のノニを発見してしまった僕は、この素晴らしいノニを、ノニのパワーを必要としているご縁のある日本の人たちにお届けしたいと本気で思うようになりました。

会社を興すにもメーカーとして始めるには、それなりに資本金も必要でしたので、なんとかお金をかき集め、ご縁のある方々に事業計画をプレゼンテーションしたりしていました。

2000年当時、日本にアメリカから輸入されたノニが17%含有しているミックスジュースはありましたが、ノニ100%のジュースを国内へ輸入、販売しているところはありませんでした。

まず、輸入するにあたり、当時の厚生省に通い、ノニがどういったものなのかを定義することから始まりました。
ノニは果物ですが、タヒチでは薬として生活文化に根付いていることから、食品なのか薬なのかの区分など、日本で販売していくにあたっては前例がなかったため、まず製品の表記の問題があり、日本独自の基準に合わせました。

その他多くの審査項目を確認する作業を経て、認可を得ました。

次にノニジュースをボトリングする工場を探しました。

日本で全く知られていないノニジュースは、得体のしれない液体ということで多くの工場に断られました。
ノニは独特の臭いを発しますので、他の果汁を充填する際に、他に臭いが移るのではないかと、敬遠されました。

良いものなのに、なかなか理解してもらえない。それでも、ノニを広く普及させるのが自分の使命だと思い、一軒一軒工場を回り、ノニの特徴や効能を説明し、時間をかけて協力してくれる工場を探しました。

その結果、ある工場が協力してくれることになり、やっと製品化できることになったのです。