No Design, No Business !
社長の「あたのあ」です。
(※”あたのあ”の意味はタヒチ語でいっつも笑ってる!です。)
弊社の上海市場に参入するために日々いろいろと勉強しているのですが、毎月取り寄せている雑誌に「日経デザイン」というのがあります。 http://business.nikkeibp.co.jp/nds/cp/
デザインを勉強するにあたり、とても大事なことで、もっとも大事だろう・・・というのが、実は「人間を理解すること」なんだとすっごく思います。
それは、経営をするにあたり、もっとも大事でもあり、営業するにしても同じ。
そして、そして、接客することも同じ。
直接人間さまと接していないよって言うお仕事をされている方も、やっぱり究極は「人間の理解」なくしては、気持ちよく生きて行くのは実際のところ、難しいのではないのか・・・とそんなことを考える今日このごろなのです。
でね、ここのところいろんなセミナーに顔を出したり、デザインのことの勉強会に参加してみたりしているのですけどね、デザインっていうのは、何も商品のデザインだったりだけでなくて、会社組織のデザインだったり、ブランド自体のデザインだったり、はたまた、人生のデザインだったりと、かなり広範囲にわたり適用できる言葉でもある。
先日も東京大学に足を運んでデザイン工学のセミナーに参加させてもらったけど、そこでのテーマもやっぱり研究対象としているのは、「人間の理解」になるんだな。
ユニバーサルデザインだとか、期待学だとかそういうのが学問として、研究対象として存在するのは、まだまだ、まだまだ、人間にとって(=お客様にとって)より快適なものや、ことを追求しようとするからなのだと思う。
ちなみに、ユニバーサルデザインの7原則なるものがあるようなので、紹介しておきたい。
- 1.どんな人でも公平に使えること
- 2.使う上で自由度が高いこと
- 3.使い方が簡単で、すぐに分かること
- 4.必要な情報がすぐに分かること
- 5.うっかりミスが危険につながらないこと
- 6.身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
- 7.接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
そんな訳で本日は、日経デザイン主催の勉強会に参加してきました。
題して、「世界市場を勝ち抜くためのデザイン戦略」
講師は、3人。
1)渡辺千春氏「日本ブランドが世界を巡る」著者
題目:製品・地域別、パッケージデザイン戦略のポイント
2)小泉賢司氏 日清食品ホールディングス マーケティング本部デザイン統括部課長
題目:日清カップヌードルに見る、香港攻略の舞台裏
3)藤本勝之氏 サントリービジネスエキスパート㈱宣伝デザイン本部 スペシャリスト クリエイティブデザイナー
題目:上海向けオリジナル商品開発の背景
あっという間の3時間でしたが、日本のみならず、海外市場に参入するにあたり、その国や地域の人たちを知ることに対してかなり具体的なお話をお聞かせ頂いた。
また、失敗事例をたくさん並べてご紹介いただいたり、とても参考になることばかりだった。
大企業のデザイン部門というところでも、社長直轄という組織になっているところや、最終的に社長の確認後デザインが決定されるという各社の話を聞いて、デザインに対する認識がすごく高いというか、高くおいているというのがよくよく理解できました。
すごく重要なことなんだと、改めて認識いたしました。
おいらのところのロイヤルタヒチブランドも、ユニバーサルデザインじゃないが、多くの人に支持され、愛される商品を世に出したいと切に願っています。
という訳で、 No Design, No Business ! に納得なのでした。
まるる〜♪